カラドジョウ Paramisgurnus dabryanus ~区別が難しく地味に拡大するヨソ者~
ドジョウ科カラドジョウ属

Top > 観る > 外来魚(国外移入種) > カラドジョウ

ドジョウ

【生態】 カラドジョウには複数種が含まれている可能性があるそうだが、ここではParamisgurnus dabryanusを指すものとする。 用水路、田んぼ、ため池などに生息し、在来種であるドジョウと外観上もよく似ている。全長は9cmくらいになるそうだ。 ドジョウと区別するポイントは、口ひげがより長く、尾柄高が高く、尾びれ基部上部の暗色斑がないこと、鱗がより目立つことなど。 ただしドジョウもカラドジョウも形態の変異がかなりあり、区別が難しい場合も多いという。
【移入の経緯と現状】 中国や朝鮮半島を原産地とする。食用を目的に輸入されたドジョウの中に混入していたものが、逃げ出したり遺棄されたりして定着したとされている。 ただし詳細は良くわかっていないそうだ。トップ写真は大阪府寝屋川市の淀川から取水する用水路で2011年8月に捕った全長3.5cm程度の個体。 捕れたときはドジョウだと思っていたが、写真の整理の際に本種の特徴を備えていることに気付いた。 生息環境や食性、産卵形態などがドジョウとよく似ているため、ドジョウとの競合が懸念されている。 現在、生態系被害防止外来種リストに指定されている。

口ひげ拡大。 口ひげの長さは、口ひげ基部から瞳中央までの距離より長い。

尾部拡大。 尾柄部が尾びれから膜状に広がり尾柄高が高い。またドジョウがもつ尾びれ基部上部の暗色斑をもたない。

last modified:2017/4/15
created:2012/1/7

ごあいさつ

行く

捕る

観る

飼う

お願い!

コラム

Copyright © 雑魚の水辺 Since 2010
inserted by FC2 system