水辺に行ってみよう

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水辺は生き物のワンダーランド

水辺はワンダーランド 水の流れになびく水草、その間を自在に泳ぐフナやモロコなどの魚たち、真っ赤なハサミを前に伸ばして水底を歩いているザリガニ、 水底にクネクネした模様を描いているタニシ、二枚貝をのぞき込んで産卵のチャンスをうかがっているタナゴ、 水中の小枝になりきっているミズカマキリ、泥に身を隠して小魚を狙っているヤゴ、人の気配に驚いて水に飛び込むカエル、石の上で甲羅干しをしているカメ、 岸辺の草原にいるバッタやカマキリ、浅瀬で水面を見つめ小魚を狙っている水鳥など・・・。 川の中、岸辺などの水辺環境には様々な種類の生き物たちが生息していて、複雑な生態系を形成しています。 そして、水辺は訪れる時期や場所によって多様に変化し、全く同一ということがありません。 いろんな生き物がいて、いつ訪れても同じ顔をしていない水辺はまさに「ワンダーランド」です。
まずは「足を運んでそこにいる生き物に直接触れてみること」、これが水辺のワンダーランドへの第一歩です。 図鑑を眺めたり、解説書を読んだりしているだけでは、生き物のすばらしさを感じることはできません。 それを感じ、水辺の環境や生き物に対する真の知識を得るには、直感的な理解力が必要で、 その直感的な理解力は実際に水に体を浸してはじめて得られるものです。 水辺に行く、生き物を見つける、捕って眺める、持ち帰って飼ってみる、水槽を観察する、 不思議に思ったことを調べるといった一連の経験は、環境や自然に広い関心をもたせ、 それらについて考えるきっかけを与えてくれます。
近くの水辺に行き、水辺に入ってみませんか。 体を水につけて川から周囲を見れば、これまでは気付くことがなかった水辺の環境がよく見えるようになります。きっと多くの発見があることでしょう。

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