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その他の生き物を紹介します。
アカハライモリ
ハリガネムシ
カブトエビ
ホウネンエビ
カイエビ
ヨコエビ

アカハライモリ

アカハライモリ 低地から山地の池や水田、用水路、流れの緩やかな大小河川の川岸にも見られる。比較的清涼な水を好むようだ。 イモリやアカハラの名で昔から馴染みがあり、両生類と言えば本種とカエルの仲間。 全長は10cm程度で背面は黒色や暗褐色、腹部には赤色の斑紋や不規則な模様がある。 体形などに地域差があり、遺伝的、地理的に分化しているらしい。 皮膚にはふぐ毒のテトロドトキシンに近い成分が含まれるが、今のところ問題を感じたことはない。 動物食で水生昆虫やオタマジャクシ、イトミミズなどを食べている。繁殖期は春から初夏。 求愛行動は夜間に行われるため直接に見たことはないが、過去にテレビで放映されていた。 オスはメスの側で尾をS字に曲げヒラヒラと小刻みに震わせる。「ほら、こっち向いて」と必死になっている姿がなかなかけなげだった。

ハリガネムシ

ハリガネムシ 用水路や池などの水底で見られる、まさに細長い針金のような水生生物。ゆっくりクネ~ッと動く。 生活の一部をカマキリなどの昆虫に寄生するというライフスタイルをとる。 本種は水中で産卵し、孵化した幼虫が水生昆虫に食べられ、それがさらにカマキリに食べられて、カマキリの体内で成虫になる。 寄生主のカマキリを水辺に誘導するらしく、腹部が水中につかると腹から出てきて水中生活を送り、交尾するらしい。 腹がパンパンになったカマキリを捕まえたら、肛門を水に付けてみると良い。本種が寄生していたら間もなく肛門からニューッと出てくる。 その様子はなかなかグロテスクだ。なんとも不思議でちょっと怖い気もするが、水辺でウロウロしていると案外出会うことも多い。 写真の個体は15cm程度。冬の農業用水路のマスで見つけた。

カブトエビ

カブトエビ エビじゃないのにエビと名が付く「田んぼのエビ」シリーズ第一弾はカブトエビ。6~7月の田んぼに大発生する。 日本にはアジアカブトエビ、アメリカカブトエビ、ヨーロッパカブトエビという3種が生息しているがいずれも外来種。淀川水系には前2種が生息するようだ。 全長は2cm~4cm程度。有名なカブトガニを小型にした様な風貌で、3億年も姿を変えていないそうだ。まさしく生きた化石。 田植えの頃、田んぼに水が入り水温が上がると幼生が孵化し、2週間で成体になり卵を産む。 その卵は乾燥に耐えることができ、耐久卵の状態で何年も生存することができる。初夏のあぜ道なんかを散歩していると、 本種が発生する田んぼとそうでない田んぼは明確に分かれており、発生する田んぼはほとんどの場合ホウネンエビなども同時に生息していることがわかる。 農薬などの使用の差異がその要因だろうか。 泥の中の有機物や藻類を食べる雑食性で、いくつもある赤い鰓脚(エラの機能をもつ脚)を動かしながら底を移動するため、 アゼナやムシクサといった田んぼの雑草取りに役立っている。本種が農家の人に歓迎される理由だ。 たまに背泳ぎをしているのを見かけるが、水温が30℃という高温になった場合に行われるんだそうだ。

ホウネンエビ

ホウネンエビ エビじゃないのにエビと名が付く「田んぼのエビ」シリーズ第二弾はホウネンエビ。カブトエビに近い仲間であるが本種は在来種。 カブトエビ同様に6~7月の田んぼに多く発生する。 ホウネンエビのホウネンは豊年を意味しているそうで、本種が大発生した年は豊作になると言い伝えのある、縁起の良い種だ。 全長は1~1.5cm程度で体は細長く、一対の黒い目が目立つ。人影に驚くこともなく、腹を上にして田んぼの水面近くをゆったりと泳いでいる。 腹にある鰓脚には緑藻が着生することがあり緑色に見える個体もいる。尾の先端はオレンジ色でなかなか鮮やかだ。 カブトエビ同様に、耐久卵の状態で何年も生存することができ、土中で水、水温、光の条件がそろうのを待っている。 それらの条件が満たされると孵化し、2週間で成熟する。写真はオス個体で、頭部には大きな鼻のような交接器をもっている。

カイエビ

カイエビ エビじゃないのにエビと名が付く「田んぼのエビ」シリーズ第三弾はカイエビ。 カイエビの名の通り二枚貝のような殻をもち、その殻の隙間から肢を動かして移動することができる。貝ではないが泳ぎ回る小さなカイである。 全長は1cm程度で、殻はやや透明、刺激を与えると殻を閉じて身を守る。本種もカブトエビやホウネンエビと同様に耐久卵を生む。 ほとんどの場合カブトエビやホウネンエビと共に出現する。

ヨコエビ

ヨコエビ エビじゃないのにエビと名が付くシリーズ、今度はヨコエビ。普段は体を横にして生活しているからヨコエビというらしい。 端脚類という仲間で特に種分化が進み、多くの種が様々な環境に生息しているそうだ。多くは海洋に生息し、淡水域にも800種以上がいるという。 個体数も多くいわゆる分解者として食物連鎖の底辺に位置し、また多くの淡水魚のエサにもなっている。
写真は湖西で捕った、おそらくアゴナガヨコエビと思われる個体。湧き水が流れ込む水がきれいな用水路で水草をタモ網ですくったときに捕れた。 体長は1cmくらいで体色は黄褐色だ。藻類や腐った落ち葉、魚の死骸などを食べている。

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